赤ちゃんとの生活を楽しみにしていた妊娠期間。
もうすぐ会えるとわくわくしていた。
だけど
まさか自分の子どもとのお別れが、こんなに早く来るなんて思ってもみなかった。
もしあなたの大切な友人が流産、死産、乳幼児期の赤ちゃんとお別れしたとき、どんな対応をしたらいいのかわからない。
そんなあなたに向けて、私の経験をもとに
あなたができることのヒントになればと思い、この記事をまとめました。
Contents
大切な友人が赤ちゃんとお別れしたとき、あなたができることは・・・
あなたにとって大切な友人だったら、きっと
と思うことでしょう。
気持ちはとても分かります。友人に元気になってほしいですものね。
しかし少しまってください。
今、あなたができること、それはそっとしておいてあげることです。
そっとしておいてあげる意味
と思うかもしれません。
ただ
その当事者は現実を受け入れられないことが多いです。
そこで周りが騒いでもなにも響きません。
赤ちゃんとお別れした衝撃で、心身ともにダメージをうけています。それらの反応をグリーフと言います。
グリーフケア
動機、息切れなどの身体面、さみしさ、自責の念や罪悪感の感情面の反応など
当事者でも制御できない反応がでてきます。
このような状態にある人に対して、さりげなく寄り添い、ケアすることをグリーフケアといいます。
悲しみに寄り添う人が近くにいるだけで、当事者はとても救われます。
友人が感情を出せるようになるまで、話せるようになるまで、そっとしておいてあげてください。
話してくれるようになったら、しっかり話を聞いてあげてください。
そのときは聞くだけでかまいません。
意見を言いたくなるかもいしれませんが、ぐっとおさえて、ただ話をきいてください。
それだけで助かります。
もし声かけをしたいなら
それでも大切な友人に声をかけたいこともあると思います。
しかし、心がデリケートになっているとき、よかれと思ってかけた言葉がつらい言葉になることがあります。
私はおなかの中で赤ちゃんとお別れしました。
その時にうれしかった声かけ、ショックだった声かけをまとめています。
よろしければ参考にしてください。
わたしがショックだった声かけ
- 「早く元気にならないと!」
- 「頑張ってね」
- 「早く忘れなさい」
- 「上の子がいてよかったね」
- 「原因はなに?」
- 「私なら耐えられない」
- 「もう大丈夫でしょ?」
- 「あなたなら乗り越えられると思って神様が試練を与えたのよ」
- 「つらいのはあなただけじゃないのよ」
- 「いつまで泣いているの?」
- 「無理しすぎたのじゃない?」
実際にわたしが言われた言葉です。
乗り越えられないし、耐えられない。
上の子がいてもあの子の代わりにならない。
安静していたのに。
原因はわたしもしりたいのに。
泣きたいときに泣かせてほしい。
なにを頑張ればいいかわからない。
ついつい言ってしまうと思うのですが、こういう言葉はつらいです。
もう立ち直れないぐらいにダメージを受けました。
わたしがうれしかった声かけ
反対にうれしかったのはこちら。
- 「かける言葉がみつからない」
- 「ゆっくり休んで」
- 「パパとママどっちに似た赤ちゃんだった?」
- 「赤ちゃんの名前なんていうの?」
素直な気持ちやねぎらいの気持ち、そして赤ちゃんの存在を認めてくれる話をしてくれるのは本当にうれしかったです。
終わりに:そっとしておいてあげることは助けになる
赤ちゃんとお別れしたという状況は、思っている以上に心も体もすべてにダメージを受けています。
何かやってあげたい気持ちはあるとおもいますが、
そういう方にであったらどうかそっとしておいてください。
そして、話を聞いてあげてください。それだけで救われることもあります。
すこしでもこの記事がお役にたてますように。
知ってほしいサイト
日本グリーフケア協会
グリーフケア関係の資格情報もあります。
ポコズママの会
小さな子どもとおわかれした互助支援の会
天使の絆・名古屋 東海地方の天使ママの会
東海地方で活動する互助支援の会
https://tenshinokizuna-nagoya.amebaownd.com/
わたしが妊娠出産記録を書こうと思ったわけ
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