新年のあいさつを兼ねた年賀状。
年が明けてうれしい反面、親しい人を亡くした人にとってはおめでとうという気分ではない場合もあります。
死産や流産した方の中には、
と考えている方がいらっしゃるかと思います。
私は数年前、常位胎盤早期剥離により死産しました。
子どもを亡くしたとはいえ、戸籍にない胎児。
果たして年賀状を出していいのか悩ましいところです。
この記事では、我が家のケースと、ほかの方はどうだったか調べた結果をまとめました。
Contents
我が家年賀状は出さなかった
結論からいって我が家は年賀状を出しませんでした。
私たち夫婦は話し合ってこの方針で行きました。
事情を知らない人に対しての事前にお知らせもしていません。
ほかの人に事前に伝えても自分たちがつらくなる、喪に伏すのは自分たちだけでと決めました。
子どもの写真が載った年賀状は結構つらいものがありましたが、なんとか割り切りました。
年賀状の代わりの寒中見舞い
なにもあいさつをしないのは相手に悪いし、我が家は親戚が多かったので年賀状はたくさんくるのです。
返事しないと心配も書けてしまう・・・
ということで、年賀状の代わりにあいさつだけの寒中見舞いを出すことにしました。
誰がなくなったかなどの内容は触れていません。
短時間で仕上げたいのもあって、我が家は挨拶状ドットコム 寒中見舞いはがき
でお願いしました。
参考までに我が家が作ったのはこんな感じです。
子供のことは触れず、無難な感じなメッセージを書いてます。
寒中見舞いを出す時期
寒中見舞いの出す時期は、松の内(元旦~1月7日)を過ぎてから、節分(2月3日頃)までです。
二十四節気の小寒と大寒に当たる時期を「寒中」の間に寒中見舞いを出すのが一般的のようです。
立春(2月4日頃)を過ぎてから送る場合は、余寒見舞いを送ります。
調べると喪中はがきや年始状を出す方もいる
我が家は寒中見舞いを出しましたが、喪中はがきや年始状を出す方もいました。
喪中はがきのケース
喪中はがきとは1年以内に近親者に不幸があったときに、年賀状の交換を辞退する旨を伝える書状のこと。
喪中はがきを出した方の中には
「誰がなくなったの?」と聞いてこられてしんどい思いをしたという方もいました。
その場合は正直に話したり、ペットが死んだとか言ったりいろいろあるようです。
喪中はがきもインターネットでの注文が便利です。
年始状のケース
年始状とは年賀状とは違い、賀詞で寿や祝などおめでたい言葉を使用しない挨拶状のこと。
年始状で簡単な挨拶だけをするケースもありました。
まとめ:夫婦が納得する形を
戸籍に載っていない我が子について知らせるかどうか決まりはないです。
我が家の場合のように、寒中見舞いでもいいと思いますし、喪中はがきでもかまいません。
もちろん出さないという選択肢もあります。
夫婦が納得する形であればどの選択でも間違えはないです。
いずれにせよ、夫婦で相談ししっかり話し合い、納得する形で年始挨拶などをやってくださいね。
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