お空にいる我が子をしのぶ日でもあります。
天使ママという言葉をご存じでしょうか?
天使ママ
お子さんを授かりながら、おなかの中やお産のときにこの世に生を受けなかった、もしくは短い一生だったお子さんを授かったお母さんを「天使ママ」と呼ぶそうです。
そして10月4日は天使の日。
いろいろな天使がありますが、この日はお空にかえった子どもをしのぶ日でもあります。
妊娠出産は何が起こるかわからない。
2回目の妊娠。
けっして順調なマタニティライフではなかった私でしたが、無事出産できると信じていました。
ですが常位胎盤早期剥離が起こり、36週で死産。
高血圧はありましたが重度ではなく、原因は不明。
まさか自分が天使ママになるとは思っていませんでした。
ただ生きていた、何もできなかった私を救ってくれたのは同じ経験をした天使ママでした。
Contents
無気力状態だった日々
胎盤剥離を起こし、出血多量で生死をさまよいました。
その時は子どもと一緒にお空に行きたかった。だけど、わたしは生かされました。
身体は産後。
だけど赤ちゃんがいない。
その状況が受け入れることができない。
身体が動かない、眠れない。でも、上の子のお世話もある。
無理やり食べて無理やり動いて、無理やり笑って・・・
あまりにもしんどそうに見えたのか、医者からデパス(精神安定剤)を処方されるほど。
あの時は、ただ、生きていました。
わたしに起こったことをブログで吐き出した
死産後、同じ経験をした方のブログを読みまくっていました。
ただひたすら、狂ったように読んでいました。
そしてブログを読んでいるうちに
わたしもなんとなくブログをはじめてみたいと思い、アメブロで体験談を書き始めました。
自分に起こったこと
搬送先の病院のこと
エコーで見たときの動いていない心臓のこと
手術後のこと・・・
ありのままの気持ちをただ書きなぐりました。
今読むと日本語がおかしな部分もたくさんありますが、
吐き出すことによって少しだけ気持ちが落ち着いてきた気がしました。
同じ経験をした天使ママに出会えて救われた
ブログを続けていくと、ブログを通して同じ経験をした天使ママにたくさん出会うことができました。
いろいろな理由で我が子を亡くし天使ママ。
周りから言われてショックだったことやどす黒い気持ちなど、リアルでは吐き出せない気持ちを共有することができました。
ブログで仲良くなった方とオフ会をして、お空の子たちについて話したりもしました。
この出会いによって、少しずつ笑えるようになり、お空の子の分まで生きなきゃと思えるようになりました。
ある天使ママさんからのプレゼントに涙
ある天使ママさんが主催する会のイベントに参加しました。
そしてそのお礼として己書(おのれしょ)というものをいただきました。
それがこちらです。
画像は一部隠していますが、お空にかえった子どもの名前を入れてプレゼントしてくれたのです。
わたしの子どもはおなかの中で短い一生を終えました。なので戸籍に残らず、名前を証明するものがありません。
人によっては「早く子どものことを忘れろ」や「次があるから」といってまるでタブーのように、お空の子に触れてきません。
ですが、こうやって名前を呼んでくれる人がいるのは本当にうれしいし、私自身も救われた気持ちになります。
あの子はたしかに存在していた、ちゃんと生きていたんだと。
たくさんの人が同じ痛みをわかってくれるのは本当にうれしかったです。
この天使ママさんが主催しているグループ「天使の絆・名古屋 東海地方の天使ママの会」はこちらから
10月4日は天使の日なのでこの記事をかいてみた
10月4日は天使の日。
短い人生を終えた天使たちをしのぶ日でもあります。
バルーンリリースのイベントも開催されているようです。
この日はお空にかえった我が子になにかプレゼントしようかなって思います。
同じ経験をした天使ママたちが少しでも救われますように・・・
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