上の子を妊娠した時の体験談です。
当時の記憶を思い出しながら時系列に書いています。
妊娠出産体験談を書こうと思った理由はこちらをご覧ください。
結婚して2年目。
そろそろ子どもが欲しいと思っていた時に、運よく妊娠することができました。
初めての妊娠。不安もありましたがうれしさのほうが大きかったと記憶しています。
お腹の赤ちゃんといろいろ楽しもう!予定通り産まれたらたくさん旅行に行こう。私なら大丈夫!
そう信じて疑いませんでした。
まさか自分がこんなトラブルが降りそそぐなんて・・・
首の後ろのむくみ、NT、染色体異常の可能性
悩みに悩んで胎児ドック・絨毛検査を受けた想いをまとめています。
Contents
妊娠11週で首の後ろのむくみを指摘される
無事に検診を受けられる病院も見つかり、心拍も確認できるまで赤ちゃんは成長していました。
体調も順調…とまではいきませんが、つわりでオエオエなりながらなんとか生活できていました。
そして11週目の妊婦検診。
わたしの検診は血圧が高め以外、特に問題なし。
おなかの赤ちゃんも動いているのが見えて一安心。
しかし
エコー写真を見た先生が静かに・・・
先生の言葉を聞いてもいまいちピンと来ていませんでした。
首の後ろのむくみ、NTが厚いと染色体異常の可能性?
妊娠11週ごろの赤ちゃんには首の後ろにむくみが見えることがあるようです。
英語で言うと「Nuchal Translucency」頭文字をとってNTといいます。
首の後ろのむくみは生理現象のため、すべての赤ちゃんに存在するようです。
先生に言われたことは
NTの厚さが厚いほどダウン症などの染色体異常の可能性が高くなるということ。
お腹の中の赤ちゃんはNT3.5㎜。
3.5㎜は厚いほうなので、染色体異常の可能性は高いと言われました。
いきなりそんなこと言われても・・・どうすればいいのか・・・
胎児ドックの存在を知る
先生に言われて紹介されたのが「クリフム夫律子マタニティクリニック」
[blogcard url=”http://fetal-medicine-pooh.jp/”]この病院は胎児ドックでは日本トップクラスで県外からも受診に来ているほどの人気があるようです。
人気のため予約もなかなか取れないようですが、私が行ったとき運がよくキャンセルが出て比較的早く受診できました。
胎児ドックでわかること
こちらのページに(クリフムの初期胎児ドック)詳しく書いてありますが
心臓がきちんとあるか、頭蓋骨などの骨の数がしっかりあるか、NTの厚さなど様々な点をチェックしてくれるため
妊娠初期の10cmにも満たない赤ちゃんの状態でも良くわかります。
赤ちゃんの状態や妊婦の状態などから障害や問題のある可能性を出してくれます。
状態をチェックをした後に検査結果を教えてもらいました。
私の場合ダウン症の確立が1/28。
当時の私の年齢だとダウン症の確立は約1/700ということを考えると想像以上の確立の高さでした。
この説明を受けた時はもう不安しかありません。
え?ダウン症?どうしよう…
でも可能性だから…
でも…
何を聞いても悪い方ばかりに考えてしまいました。
そんな中、私は先生に絨毛(じゅうもう)検査を勧められました。
絨毛(じゅうもう)検査とは
胎盤ができる前の絨毛を取り出して染色体や遺伝子検査をする出生前検査です。
羊水検査が妊娠16週以降で実施可能なのに対し、絨毛検査は胎盤ができる前の妊娠11週~14週の間に受けることが可能です。
染色体などの異常がわかるメリットもありますが流産のリスクも出てきます。
絨毛検査を受けるにあたって先生に受けるメリット、リスクが説明されます。
絨毛検査のレポや費用など詳しくは後日書いていきたいと思います。
胎児ドック、絨毛検査を受けると決めた気持ち
胎児ドック、絨毛検査を受けるにあたり夫婦でいろいろ話し合いました。
検査を受けるだけだったら気軽にできたと思います。
重要なのは
染色体異常と判断された場合どうするのか、ということ。
障害を持った子どもを育てることができるのか。
でも妊娠継続をあきらめることは・・・
考えても考えても答えは出ません。
どれが正解かもわかりません。
ただ、ずっともやもやした気持ちを持つよりは
できることを後悔しないようにやっていきたいという気持ちがありました。
受けることができる環境がある、でもリスクもある。
どの判断が後悔しないのかを夫婦でとことん話し合いました。
そして
散々いろいろなことを悩みましたが
私たち夫婦は絨毛検査を受けることにしました。
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