上の子を妊娠した時の体験談です。
当時の記憶を思い出しながら時系列に書いています。
妊娠出産体験談を書こうと思った理由はこちらをご覧ください。
胎児ドックの検査結果によりダウン症の可能性が高めに出た我が子。
夫婦でしっかり話し合い、受けない後悔はしたくないと思ったので絨毛検査を受けることにしました。
私の場合ですが当日どんな流れでやるのかを紹介していきます。
Contents
絨毛検査の特徴
羊水検査は出生前診断でよく聞くのですが、絨毛検査は実施している病院が少ないこともあり名前すら知りませんでした。
簡単に説明すると
絨毛検査はエコーで確認しながら子宮に針を刺します。そして絨毛を採取し、絨毛を調べて染色体異常がないか検査をします。
16週からできる羊水検査と違い比較的早い段階の妊娠11週から14週の間にできる検査です。
検査の結果もし妊娠の継続をあきらめると決めている場合は、母体の影響を考えると絨毛検査のほうがいいかもしれません。
この辺は賛否ありますが・・・
絨毛検査の流れ
わたしは大阪にあるクリフム夫律子マタニティクリニックの「ぷぅ先生」に絨毛検査を実施してもらいました。ちなみにぷぅ先生は女性です。大阪のおばさんみたいな明るく話しやすい先生でした。いやなこともストレートに言われます。
病院によって検査方法が違うです。この記事ではクリフム夫律子マタニティクリニックで体験した流れをまとめています。
絨毛検査をしたのは妊娠12週。
当日は予約時間に到着。前の人が押していたのでそれでも結構待ちました。
順番が来てまずは体重と血圧測定。その後血液検査で感染症にかかっていないかをチェックします。
ちょっと検査前にトイレに行きたいと思ったのですが・・・
とまさかのトイレNG!
どうやら膀胱に尿がたまっている状態のほうが絨毛検査がやりやすいみたいです。もし膀胱がカラの場合は貯まるまで待たされるということでした…
診察台に上がり下腹部に麻酔の針をちくっ。痛みはほとんどなくちょっとだけ眠たくなったと記憶しています。
超音波で絨毛を確認しながら採取。施術自体は15分ぐらい?30分もかかっていないと思います。
そしてお菓子やお茶がある個室で休憩しました。おなかに針を刺しただけなのに施術後はとにかくだるい。あと後悔はしたくないと思って受けたはずなのに、すさまじい自責の念にかられました。
検査結果は速報は3日後、確定は3週間後
絨毛検査の結果は
13,18,21トリソミーと性染色体診断の結果は3、4日後、最終確定約3週間後に出てきます。(21トリソミーがダウン症)
検査結果は夫婦同伴で来院のみ聞くことが可能です。電話、手紙での検査結果を聞くことはやっていないので、どんなに遠くても来院する必要があります。
この時大阪に住んでいたのですがちょうど転勤で関東に引っ越すことになりました・・・
なので3週間後の検査結果を聞くときは新幹線で大阪までやってきました。大阪に来るのに全く楽しめず、検査結果のことばかり考えていました。
どうかなにもありませんように・・・・
病院に到着し、個室に呼ばれしばらく待っているとぷぅ先生が結果を持ってきました。
全て英語で書かれています。
NEGATIVEは問題なしということ。1/28の高確率でしたが問題ありませんでした。
結果を見た瞬間、一気に涙が出てきました。
結果的にはよかったですが、心から安心することはできませんでした。
結果を聞いた時の気持ち
正直事前に問題はないと聞くと安心しました。
ただ、後悔しないと決めて受けた検査
結果ダウン症だったら、何か障がいがあったら・・私は決断できただろうか・・・
という気持ちが今現在もあります。
何が正解で何が間違いなのか・・・答えは全く分かりません。
胎児ドックと絨毛検査の費用
今回わたしは胎児ドックと絨毛検査を受けました。その時支払った費用はこのぐらいです
胎児ドック(初期) | 4万円 |
---|---|
絨毛検査 | 20万円 |
合計 | 24万円 |
保険適用外のため全額自腹となります。その他交通費などを考えると負担はでかいです。
私の場合は夫婦の新幹線代と宿泊代がかかっているので全部で30万ぐらいかかりました。
それでも受けてよかったと思ったわけ
精神的負担、金銭的負担も大きい検査。検査結果によっては重大な判断をしないといけない。
気軽に受けられる検査ではないですが、私は受けてよかったと思います。
運よく胎児ドック、絨毛検査で受けられる環境が近くにあったというものそうですが、おなかの子どもとしっかり向き合えたというのが一番よかったと感じています。
結果的には無事に生まれ今小学1年生の上の子。結果することも多いですが、この検査を受けてしっかり向き合ったからこそ、とても愛おしい存在になったのは間違いないと思います。
検査結果を受けて安心したのもつかの間、今度は高血圧が私を襲います。
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